spo2の正常値・基準値Q&A

spo2Q&Aでは、spo2数値(動脈血酸素飽和度)の正常値・基準値、spo2-sao2測定の目的、パルスオキシメーターについてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆spo2、sao2とは?

◆spo2、sao2とは何ですか?spo2、sao2の意味について教えてください。

◆spo2、sao2とは?
 spo2、sao2とは、ともに血液中の
●酸素飽和度
 を表す指標です。
※正式には動脈血酸素飽和度と呼ぶ
 血液ガス検査では
●動脈
 から血液を採取し、血液成分を検査しますが、spo2、sao2は血液内の
●酸素
●ヘモグロビン
 の結合状態を確認し酸素飽和度をパーセンテージ(%)で示します。

 ヘモグロビンは血液内に含まれている成分のひとつです。
 ヘモグロビンの人体に与える最大の働きは
●酸素の運搬
 であり、我々ヒトが生命を維持していく上で重要な要素を占める成分です。
 ヘモグロビンが正常に酸素と結合しているかどうか?
 は非常に重要な指標であり、spo2測定は「ヘモグロビンの活動状態の測定検査」と考えると理解しやすいかもしれません。

◆spo2とsao2の表記の違いについて

◆spo2とsao2の表記の違いについて
 spo2とsao2は同等の指標であるのに表記が異なる点で戸惑う方がいらっしゃるかもしれません。
 この表記の違いは測定方法によるものです。
 血中酸素飽和度を正確に測定する場合は病院などで血液検査を行うことになります。
 この際に
●血液の採取
 による血液検査によって動脈血酸素飽和度を求めた数値を
●sao2数値
 と呼びます。
 対して比較的、容易に自宅などでも測定が可能となる簡易的な
●パルスオキシメーター
 を使用して測定した動脈血酸素飽和度(近似値)を「spo2」と呼びますが、ともに動脈血酸素飽和度のことに変わりはありません。

★spo2=パルスオキシメーターによる測定数値(近似値)
★sao2=血液検査による測定数値

◆サチュレーションとは?

◆サチュレーションとは?
 spo2測定などの際にサチュレーションという言葉を耳にしたことがある方がいるかもしれません。
 このサチュレーションとは、直訳すると
●飽和
 という意味となります。

 ですから酸素飽和度の「飽和」は、このサチュレーションを意味していることになりますね。(サチュレーション正常値の範囲は別項参照)

 余談ですが、spo2のSはSaturationの頭文字から来ております。
 尚、pはPulseの頭文字で「脈」を示します。
 o2はご存じの通り「酸素」です。

〜ポイントのまとめ〜
★spo2・sao2はともに動脈血酸素飽和度を示す指標である
★spo2検査はヘモグロビンの活動状態を数値化してチェックできる検査
★パルスオキシメーターで測定した近似値がspo2である

◆酸素飽和度測定器・家庭用パルスオキシメーターの基礎知識

◆測定結果から疑われる病気・疾患の可能性