spo2の正常値・基準値Q&A

spo2Q&Aでは、spo2数値(動脈血酸素飽和度)の正常値・基準値、spo2-sao2測定の目的、パルスオキシメーターについてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆小型測定機器類の性能はアップしている

◆自宅用の測定器は必要か?不必要か?

◆小型測定機器類の性能はアップしている
 医療機器は高額であり、自宅用の測定器を持つことは無理かもしれない。

 一昔前であればこのように医療機器が高額であることによって病院でしか自分の状態を測定できないような方が多くいたように思います。

 しかし、近年は血圧計や心拍数測定器、そして今では一家に一台と言われるほど急速に普及した高機能体脂肪計など様々な測定器が低価格で販売されるようになり、日々の体調を自宅でチェックできる環境が整ってきました。

 動脈血酸素飽和度の測定機器類に関してもこれは同様です。

 性能の高いものを検討していけば切りがありませんが、一昔前のように数十万円もするような測定器ばかりではなく、簡易的でコンパクトなサイズの測定機器類も多く販売されております。

 実際、測定を行うとわかりますが、安価なパルスオキシメーター製品だからといって数値が大きく異なるようなことはまずありませんし、測定時間も大幅に短縮されるようになってきております。

 技術の進歩によって性能そのものが大きく向上しているのがその理由です。

◆喘息の持病がある場合

◆喘息の持病がある場合
 喘息の持病をもっている。もしくは、子供が喘息などの発作を頻繁に発症するなどの場合は、自宅用の酸素飽和度測定器を準備しておくことは重要です。

 これは動脈血酸素飽和度の基準数値と日々の平均数値を把握しておけば、いざ喘息の発作を発症した際に、対処が迅速に行えるようになるためです。

 毎回発作が出るたびに病院に駆け込むのも大変ですよね。

 しかし、そのような大変さは何とかなる。

 もしくは子供の為であれば・・・・と苦にならない方も多いかもしれませんが、日々の数値の測定をしておくことにはメリットもあるのです。

◆発作を事前に食い止めることができる回数も増えてくる

◆発作を事前に食い止めることができる回数も増えてくる

 測定器を自宅に準備しておく最大のメリットは何よりも毎晩眠る前に数値を確認することで発作を予兆を見極めることが出来る点が最大のメリットと言えます。

 「まだ苦しくもないのにな・・・・」

 と感じる場合であっても、酸素飽和度が低下している場合はその後、発作を発症する可能性が出てきます。

 数値が低下しているのであれば、気圧の変化や台風が来ないかどうか?などのチェックを行うこともできますし、様々なケースに対応する準備の時間とゆとりをもつことができます。

 事前に気管支拡張作用をもつ薬やステロイド剤の使用を行うことが出来れば、このような発作を事前に食い止めることができる回数も増えてくるでしょう。

 既に発作を発症後に病院でできることは、気管支の拡張と安静、場合によっては点滴も行いますが、やはり酸素飽和度の測定数値をチェックしながら落ち着いてきたら大抵は帰宅という流れであるはずです。

 病院に行けば発作が治るのではなく、その症状に対する適切な処置を行うことができるだけですから、やはり発作を発症する前に食い止めることを患者自らが学習していくことが重要と言えるでしょう。

〜ポイントのまとめ〜
★小型測定機器類の性能は以前の高額製品と遜色ないレベルに来ている
★毎日のチェックから傾向と平均をつかむこと
★予兆を掴めば事前の対処が可能となる

◆酸素飽和度測定器・家庭用パルスオキシメーターの基礎知識

◆測定結果から疑われる病気・疾患の可能性