spo2の正常値・基準値Q&A

spo2Q&Aでは、spo2数値(動脈血酸素飽和度)の正常値・基準値、spo2-sao2測定の目的、パルスオキシメーターについてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆spo2測定値の一般的な正常値、基準値の範囲

◆spo2測定値の一般的な正常値の範囲、基準値の範囲について教えてください。

◆spo2測定値の一般的な正常値、基準値の範囲
 spo2測定値の一般的な正常値の範囲、基準値の範囲について見ていきましょう。

 ここで掲載する数値の範囲は、一般的なspo2測定値の基準値の指標であり、仮に基準値内であっても、疾患の可能性や症状の可能性がないという訳ではありません。

 尚、spo2測定値では、酸素飽和度をパーセンテージ(%)で表記します。

◆spo2測定検査値の基準値の範囲表

◆spo2測定検査値の基準値の範囲表

 spo2の検査数値に関しては、数値が高い値を示すほど、ヘモグロビンが有効に活動している証となります。

 これはspo2とは?でもお話ししたとおりspo2はヘモグロビンの色素成分を利用して動脈血酸素飽和度の近似値を導き出している為です。

 理想の数値は100%ではありますが、基本的に95%以上の数値が安心できるラインと言えるでしょう。

◆【spo2測定検査値の基準値の範囲表】

spo2測定検査値の基準値の範囲表
検査項目基準値
酸素飽和度(spo2-sao2)94〜97%

※検査基準値の範囲は臨床検査を行う施設や測定方法により異なります。

  

 医療従事者の方は様々な検査項目を簡単にいつでもチェックできるように検査値や看護に必要な数式をまとめておくと便利かもしれません。

 最近ではポケットに入れて持ち運び可能な小型サイズの辞典から、かわいいイラスト紹介でわかりやすく紹介している書籍も出てくるようになりました。

 携帯用の小型ブックは今後看護師さんの必需品となってくるかもしれませんね。

◆チアノーゼ症状が確認された場合

◆チアノーゼ症状が確認された場合
 肺から送り込まれた血液中に含まれるspo2の数値は基本的に基準値に近い数値を示しているのが理想です。

 しかし、呼吸不全や心不全、肺気腫といった疾患を伴っている場合はspo2数値が低下する傾向にあります。
 また、気管支ぜんそくなどの気管支系疾患の患者も発作時には数値の低下が確認されます。

 十分な酸素が血液中に含まれていない場合は
●チアノーゼ
 などの症状が唇近辺に見られることがあります。
 チアノーゼ症状が確認された場合は、血中酸素濃度の低下の兆しですから注意が必要です。

〜ポイントのまとめ〜
★酸素飽和度をパーセンテージで表す
★安定ラインの目安は95%以上
★チアノーゼ症状が確認された場合は既にspo2数値も低下している

◆酸素飽和度測定器・家庭用パルスオキシメーターの基礎知識

◆測定結果から疑われる病気・疾患の可能性